当時、30歳になったため周囲も結婚する人が多くなり、マッチングアプリで婚活をすることに決めた!!
複数あるマッチングアプリで、食事会場と相手を決めるだけのマッチングアプリを利用することになる。
今までだとマッチングしてから、複数回メッセージのやり取りを行い食事へのお誘いになる。これがとても煩わしく、メッセージ交換中に嫌だと思ったら、縁が切れることが嫌だったので、こちらのマッチングアプリDINEを利用することになった。
DINEは、都心が中心になり、私は都心から1時間の場所にあるやや落ち着いた地方で暮らしを行っていたため、都心でのデートをする必要がありました。これもとても負担がかかると思っていたところ、プロフィール欄に隣町の方Sさんが私に「いいね!」をしてくれました。隣町だっただけで、マッチングしました。
メッセージを数回行いましたが、会う日程があわなかったので、私は諦めていましたが、Sさんが何度も日程調整を行ってくるため、仕事終わりで会うことになりました。
中学教師だというSさんも仕事終わりに来てくれました。
その時の印象は、とても好青年。最近の中学生の話や生い立ちを話しました。特に印象的だったのは、中学生を留年した話。なぜ中学生を留年したのか尋ねると「心臓移植手術をアメリカに渡って行ったから」という理由でした。
心臓移植を行うために簿記活動を行ってくれた人もいたそうです。Sさんのフルネームで検索をかけると「Sさんを助ける会」というホームページが存在し、その当時の新聞記事も見つかりました。本当だったんだという印象でした。
その後、印象がよかったので、数回食事を行うことになりました。
自宅に呼ばれたので、その時にはSさんのことを好きだと実感しており、自宅へ行って一緒に映画を見ることになりました。
すると、自宅に入ると一番に目に入ったものは、○価学会の仏壇。私の職業柄、自宅へ訪問し、自宅の様子を観察する仕事だったため、すぐに○価学会だと判断しました。まさか・・・という印象が強く、その後も映画には集中できず、その日は気分が沈んだまま帰宅しました。
私は、どうしても好きになってしまったことや30歳という結婚したいとの思いが強い状況だったので、どうにかなる、どうにかさせる、乗り越える。という変な気持ちが膨らみました。
ドライブデートに行った際に宗教のことを確認しました。
私「自宅に行ったときに仏壇があったでしょ」
S「あ~、○価大学卒業だったんだよね」
・・・え??
マッチングアプリでは、最終学歴に大学名まで記載されていたのですが、私が見たのは「国立○○大学院」。
若干騙された気分になりました。が、その時は恋愛モードになっていたので、騙されたとは私これっぽっちも思っていませんでした。
私「なぜ宗教に入ろうと思ったの?」
S「祖母からずっとやってることだから、家族もやっている。特に自分は、心臓移植までしていろんな軌跡を感じてきたから、自分は信じていたり、時には疑ったりすることもある」
S「生まれてすぐに入信していたから自然と行ってきたこと」
S「大学で宗教も学んできた、あれは全部仏教からの教えだから・・・」
S「もっとうまく伝えれたらいいんだけど、勉強不足で・・・」
と次々に話を行ってくるSさん。
私「今後付き合っていこうと思うんだけど・・・私には害はないよね?」
S「絶対にそれはさせない、やらなくていいよ」
って言葉を信じて付き合うことになりました。
毎日朝と寝る前には、仏壇で手を合わせるS。別にそれはいいと思っていました。
しかし、Sが実家に帰省したときに持って帰っていたのは「聖○新聞」
これを読んでほしいとのお願いをされました。それは、Sが心臓移植を行って高校の部活動で活躍したことを1面の特集ページとして書かれていた内容でした。
私は、読みましたが途中吐き気を感じながら、読むのを辞めてしまいました。
内容としては祖母は、婦人会の支部長だったり、父も圏域の会長クラスだったことをそこで知るのです。どっぶりと○価学会の家族だったことを知りました。
その日は寝て、それぞれ仕事に出勤しました。
結局考えた末、結婚も難しいだろうとの思いになり別れることになりました。
別れ話を行うとSもその方がいいだろうとすんなりわかってくれました。
Sとしては、「付き合っていくのならば一緒にやって欲しいと思った。一緒に毎日してほしいと思っていた」と話されました。
以前付き合っていた人は、○価学会のことを知らずに一緒に手を合わせてくれていたと聞いて、さらに恐怖を感じました。
以前付き合っていた人とは、結婚する手前だったそうで相手の両親から○価学会には関わるなと言われて破談になったことも聞かされました。
結局、○価学会で結婚する相手を見つけるのは、男女で別れて活動するから見つけにくいということを聞かされました。
今後マッチングアプリで隠された真実によって、新たな被害や嫌な経験を繰り返してほしくないと思っています。