だらしないダメな自分を変えるヒント

公開日: : やる気を上げる方法

スタンフォードの自分を変える教室

絵の練習をしなきゃと思いつつなかなかモチベーションがあがらない。
だらだらとネットやゲームで時間を浪費してしまう。

よくある光景ですね。

私たちはよく誘惑に負けたり、やるべきことをやらなかったりします。
人は楽したい生き物です。ついつい自分を甘やかしてしまいます。

先日『スタンフォードの自分を変える教室』を読み終わりました。

この本は
何故人はやるべきことをやらないのか?
何故人はやめようと思っていることをやってしまうのか?
を様々な実験結果から科学的に検証した本です。

そこにはダメな自分を変えるための方法が述べられています。

今回はこの本の内容の一部を取り上げ、私なりの解釈を交えながら紹介します。

 

 

●意志力を鍛える

日々絵の練習を続けていくには意志力が必要です。
いつも描くことが楽しくて仕方がない人は別です。
でも普通の人は描くことが退屈に感じるときもあるのではないでしょうか。

たしかに楽しく描くことは上達の秘訣ではあります。
ですが単調で作業感の強い練習のほうがより力になることもあります。

絵の上達のためにはある程度苦しい部分もあるわけです。

この多少苦しさを感じても机に向かって練習する力こそが意志力です。
まじめにこつこつ取り組む力でもあります。

この意志力ですが、実は筋力と同じで鍛えないと強くなりません。

体を鍛えていないと重い物は持てないように、 意志力を鍛えなければ毎日何時間も絵の練習をすることはできないわけです。

明日やろう明後日やろうと思いつつ結局やらないのは、意志力が弱っているからです。

意志力を鍛えたいなら、まずは簡単な意思でできるものから始めます。
それから少しずつ意志が必要なものへ増やしていくと意志力は強くなります。

 

 

●ドーパミンに注意する

「今すぐ何かの快楽が得られるかもしれない!」
と期待すると脳内から分泌される物質がドーパミンです。

ドーパミンが分泌されると、人はその快楽を得るために行動します。
このとき驚異的な集中力と強い興奮状態になります。

「快楽が手に入れられるならどんな手段を使ってもかまわない!」
ドーパミンが出過ぎるとこんな気分になることもあります。

ただし適量ならばドーパミンは人の欲求や行動意欲を適度に刺激し、人を行動的にさせてくれます。
ドーパミン自体は悪ではありません。

問題は現代社会がドーパミンを大量分泌させるようなものでいっぱいだということです。

現代は情報化社会です。
少し歩くだけでも様々な情報が目に飛び込んできます。
その情報はその商品を手に入れたらどんな素晴らしい未来が待っているかを私たちに伝えます。
まさに期待を煽られているわけです。

期待と満足は違います。
満足を与えずに期待感を煽りつづけるだけで、消費者は消費行動に移ることを商売人はよくわかっています。

期待を煽られつづける限り、人はそのことだけに集中させられてしまうのです。

特にインターネットはドーパミンを大量分泌させるもので溢れています。
常に分泌され続ければずっとネットの中の情報に釘付けです。
もはや絵の練習のことは頭の片隅にすら残っていないでしょう。

この問題を防ぐには、ドーパミンを大量分泌されそうな状況を避ける。
もしくは今の自分が期待感を煽られつづけていることに気づくことが重要です。

 

 

●今と将来の自分を結びつける

将来の自分について考えるとき、未来の自分は今の自分よりも優れた存在になっていると思っていませんか?

実はそう思っている傾向が強いほど、将来のために努力せずに目の前の快楽に流されやすくなります。

逆に今何もしなければ未来の自分は変わらないと心から思っていれば、今努力しなければ自分を変えることはできません。

当然成功しやすいのは未来を過大評価しない人です。

今を努力する人になるためにも「将来の自分は今頑張らなければ何も変わらない」と思考を変える必要がありそうです。

 

 

●最後に

『スタンフォードの自分を変える学校』の極一部を紹介しましたが、これだけでも興味深いと思います。

今まで根性論で済ますことが多かった分野に科学的なメスを入れていて大変面白いです。

サボり癖がついている人はもちろんですが、 これからイラストレーターや漫画家、アニメーターなどのプロを目指す人にも知ってほしい内容です。

絵は才能か努力かとはよく論じられるテーマですが、やはり努力なくして大成はありえません。
意志力を鍛え誘惑に打ち勝つすべを身につけて、よりよい将来を手に入れてほしいですね。

 

 

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