絵の上達のためのイラスト参考書活用術

公開日: : 萌え絵上達法

あなたはイラストの参考書、もしくはイラスト教本を持っていますか?
おそらく最低でも一冊は持っているかと思います。

イラストの参考書といえばA.ルーミスの『やさしい人物画』、ジャック・ハムの『人体のデッサン技法』あたりが有名ですね。

最近では萌え絵専門の参考書もたくさん刊行されています。
『萌えキャラクターの描き方』シリーズや『マンガの基礎デッサン』シリーズが代表です。

本当に数多くの参考書が発行されるのは、それだけ萌え絵を描く人が増えている証拠だと思います。

そんなイラストの参考書ですが、購入した後にしっかり活用していますか?
まさか少しパラパラめくっただけで本棚のこやしになっていませんよね?

そこまで酷くなくても、参考書をたまに開いて少し読んでまた本棚に戻すだけでは何とも勿体ないことです。
やはりお金を出して買った以上、元を取るぐらいは絵の上達のために活用したいですね。

 

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●参考書を使いたおす

受験のときを思い出してください。
そのときのあなたは一冊の参考書をボロボロになるまで使いたおしていませんでしたか?
何度もページを開くことを繰り返すことで手垢がついたり、紙がめくり上がったりしたと思います。
余白がなくなるくらい文字などの書き込みをしたと思います。

イラストの参考書をここまでボロボロにすることはないと思いますが、
やはり参考書である以上、キレイに使う必要は全くありません。

イラストの参考書は有名な原画家のイラスト集とは違います。
多少汚そうが荒く使おうが全くかまわないのです。
(あとで本を売却するなら別ですが)

 

 

●参考書の活用術

イラストの参考書は模写して使うのが一般的ですが、ここでは別のちょっとした活用術について紹介します。

 

下線を引く
基本的にイラストの参考書は1ページの中に数点のイラストと、2~3行くらいの注意点が文章で書かれています。
実はこの2、3行で書かれた文章がけっこう重要だったりします。
その絵を描くときのポイントや気をつけるべきことが書かれています。

でもイラストのほうがずっと目立つので文章はスルーしがちです。
一瞬この文章は重要そうだと思っても、無意識のうちに次のイラストに目線が移動してしまいます。
次のイラストに目がいけば当然さっきの文章の内容は忘れてしまうでしょう。

これを防ぐためには文章を目立たせるしかありません。
マーカーや赤えんぴつなどで線を引くなり、しるしを付けたりしておきましょう。

 

色鉛筆で塗る
参考書に書き込むペン類はいろいろありますが、おすすめは色鉛筆です。
色鉛筆は工夫しだいでその威力を発揮します。

例えば、筋肉の構造はなかなか覚えるのに苦労します。
そんなとき参考書に描かれている筋肉の絵を色鉛筆で色分けすると覚えやすくなります。

参考書には正面から見た場合、横から見た場合、曲げた場合など比較した例が掲載されていることが多いです。
同じ種類の筋肉を同じ色で塗り分ければイメージがしやすくなります。

最初から色分けされている場合もありますが、できれば自分で色を塗ることをおすすめします。
コツは自分のからだで筋肉の位置を逐一確認しながら、ゆっくり丁寧に塗ることです。

また、陰影のつき方を覚えるときも色鉛筆は活躍してくれます。

すでに陰影が描かれている白黒の絵の上にさらに色鉛筆で色を塗ります。
すでにカゲの場所は示されているので、その上からさらに色鉛筆で塗るだけです。

一つの絵を時間をかけて観察することになるので、陰影のつき方が少しずつ理解できるようになります。
慣れてきたら陰影の描かれていないイラストで色を塗ってみましょう。

線画を描く手間と時間が省け、陰影のつき方だけに集中することができます。

 

付箋を貼る
付箋はしおりの役目を果たします。
自分の見たいページにすぐ行けるように付箋を貼っておきましょう。

受験に例えるならば付箋は自分のわからない問題に貼り付けるのが良いです。
描くのが苦手な項目のページをすぐに呼び出せるようにします。

苦手なところはなかなか練習しようという気が起こりませんが、付箋を貼ることによって練習しなきゃという気が起こるかもしれません。

最近は透明な付箋も売られています。
参考書をあくまで汚したくない人は付箋で代用してもいいかもしれませんね。

 

 

●最後に

世にはノウハウコレクターという言葉があります。
参考書や教本を買っただけで満足してしまい、もっと有用な情報があるのではないかと次から次へと本を買ってしまう人のことです。
私もこんなブログを運営している以上、ノウハウコレクターの傾向が強いです。

ここでもう一度自己を見つめなおし、参考書を買う意味について考えてみるのもいいと思います。
本当に大事なことは絵が上達することです。

多くの本を買うことでも上達はすると思います。
ですが、2、3冊の参考書を満遍なく集中して使ったほうがより上達するのではないでしょうか?

次の参考書を買うのは、今使っている参考書をマスターしてからでも遅くはないのかもしれません。

 

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