顔から描かない

公開日: : 萌え絵上達法

キャラクターを描くとき、いつも顔(頭部)から描いていませんか?

女の子の顔を描くのは楽しいです。
萌え絵を描く楽しさを知るには、顔を描くことが一番です。

しかし、毎回当たり前のように顔から描いていると、いつの間にかその描き方しかしないようになっています。

萌え絵を描くには、必ずしも顔から描かなくてはならないわけではありません。
まずは顔から描くことのデメリットについて知りましょう。

 

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●顔(頭部)から描くデメリット

顔(頭部)から描く最大のデメリットは、顔(頭部)がキャラクターを描くときの基準になってしまうことです。

例えば上半身を描くときは、頭部の位置を参考にしながら、上半身の描く位置はここらへんだろうと予想して描くことになります。

耳がこの位置だから肩はこの辺だろうとか、顎先がこの位置だから体の中心はこの辺だろうとかです。

 

しかしよく考えてみると、人間の頭はけっこう自由に動きます。

顔を上げ下げしたり、横を向いたり、顎を引いたり、かしげたり、かなり動き方にバリエーションがあります。

また頭部に動きに合わせて首も動きますから、頭部+首を基準にして上半身を描くのは、かなり描きにくいと私は思います。

 

棒立ちの真正面構図なら、顔から描いても描きにくいことはありません。

しかしこれから先、魅力的な絵を描くためには、難しいポーズや構図に挑戦する必要があります。

そんなとき、毎回のように顔から描いていると、体全体のバランスを取ることが非常に難しくなります。

そして場合によっては、どう描けばよいか、全くわからないケースも出てくることでしょう。

 

 

●胴体から描く

ならばどこから描くべきかと言われたら、それは「胴体」からです。
胴体を先に描いておくことで、手足や頭部をバランス良く配置することができます。

よく考えて見れば、胴体は五肢の中心にあります。
また一番大きいですし、頭や手足ほど自由に動くわけではありません。

そのため体全体を描くときの基準に最も適していると言えます。

 

以下は胴体から描くことのメリットです。
主に3つあります。

①人体の理解が進む

胴体を先に描いてから肩や首などを描けば、手の位置による肩の動きや、頭の位置による首の動きが捉えやすくなり、人体の理解が進みます。

そのため胴体を描く最初の時点では、肩や首は一緒に描かないほうが良いでしょう。

 

②プロポーションが取りやすい

プロポーションとは6頭身とか7頭身とかのことです。

胴体の大きさに対して頭部の大きさを変えればいいだけなので、頭を基準にして描くよりも簡単だと思います。

 

③上半身と下半身のバランスに集中できる

胴体から描けば、上半身と下半身のバランスを取ることに集中できます。

上半身と下半身のバランスを取ることは非常に難しいです。
そのため、すでに頭部が描いてあるのとないのとでは、意識の楽さにおいてかなりの違いがあります。

 

このように胴体から描くと、今まで難しく感じたことが少し楽になります。
前に描けなかったポーズが描けるケースも出てくることでしょう。

 

ただし顔を描くことに関しては、一時的に下手になります。

これは胴体を気にしながら顔を描かなくてはならないので、顔から描くよりもハードルが上がるからです。

しかし慣れてさえしまえば、それを補って余りあるほどの恩恵が胴体から描くことにはあります。

まずはアタリからで充分なので描いてみると良いでしょう。

 

 

●最後に

今回は胴体を先に描くことをおすすめしていますが、足から描くのもたいへん有効です。

地面と一緒に足から描けば、重心のとれたバランスの良いポーズを描くための良い練習になります。

重要なことは、当たり前のように顔(頭部)から描くことを止めることです。

最終的には顔や胴体だけではなく、色々なところから描けるようになるのがベストです。

 

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