【イラスト】苦しいが効果の大きい練習法

公開日: : 萌え絵上達法

絵の練習には楽しいものもあれば苦しいものもあります。
楽な練習ばかり選んでいると、そのうちに絵の成長が頭打ちになってしまいます。

時には自分に自分を鞭打つような苦しい練習法も取り入れてみるのはどうでしょうか?
もしかしたら飛躍的に上達できるかもしれません。

そんなストイックさを求められる練習法を2つほど紹介します。

 

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●思い出し模写

思い出し模写はイメージ強化のための練習法のひとつです。

簡単に説明すると
1.ひとつの絵をじっくりと観察して覚える
2.その絵を閉じる
3.先ほど覚えた絵を思い出しながら描く
の3ステップです。

効果は、イメージ力が上がる、記憶力が上がる、集中力が増す、観察力がつく、など頭が良くなります。

私も一時期実践していましたが、たしかに記憶力が上がりました。
(人の長い説明を一回聞いただけで理解できるなど)

デメリットはやはり頭が疲れることです。

短時間思い出し模写をしただけでもぐったりします。
集中力を使い切った感じです。

毎日続けるほどしんどくなるので、途中でやめていまいがちです。
続けるには強い意志力が必要になるでしょう。

 

思い出し模写のコツは、観察する時間を最初は3分間から、
慣れてきたら2分、1分……と次第に短くします。

観察時は目を閉じたり目を開けたりして頭の中に叩き込んでください。

全体を見て覚えて、それから細部へ移ります。
先ほど見た絵を頭の中で再現するように努めましょう。

制限時間になったら、次は描く番です。
絵が見えないように閉じたら、思い出しながらキャンバスに描きます。

たとえ思い出せなくても、頭の隅から搾り出す感じで無理矢理思い出します。
どれだけ頭の中で先ほどの絵をイメージできるかが勝負です。

描こうとする意識が強すぎると思い出せなくなります。
時には目を閉じてみたり、ペンを置いたりして工夫してみてください。

もうこれ以上思い出せないっ!と思ってもすぐに諦めない心が大切です。

 

思い出すことが苦手な人は、描く題材を簡単なものにする、
またはポーズを素体だけで描くなど難易度を下げてください。

 

●コマ送り模写

コマ送り模写とは、カメラのコマ送りのように一連の動作や構図を少しずつ変えながら模写する練習法です。

例えば
キャラクターを360度回転させて少しずつ角度を変えながら模写する
正面の構図から少しずつ俯瞰やアオリの角度に変えて模写する
などです。

対象をあらゆる角度から見て描くので、対象を立体的に捉えることができます。

角度を少し変えるだけでもものの見え方は変わります。
その微妙な変化を感じ取りながら描いきましょう。

なかなかキャラクターを全方位から見れる資料は少ないですが
POSEMANIACS
ポーズ資料集
フィギュアやデッサン人形
を利用すると良いでしょう。

 

またもうひとつの例として、人の一連の動作を模写する方法があります。

座っている状態から立ち上がるまでの一連の動き
腕を下げた状態から腕を上げるまでの一連の動き
目を閉じた状態から目を開くまでの一連の動き

など、人の動きをコマ送りのように模写します。

ポーズ全体を描くものもあれば、体の一部分だけを描くものもあります。
自分の描けない部分と相談しながら模写する対象を選んでください。

少し動くだけでも人の見え方は変わります。
その微妙な変化を感じ取りながら描いていきます。

資料はアニメが良いです。
作画の良いものを選びましょう。

 

どちらの例も絵一枚に多くの時間はかけられません。
模写というよりはどちらかというと短時間で描くクロッキーに近いです。

デメリットは何枚も同じような絵を描くため作業感が強く飽きやすいことです。
お茶でも飲んで一息つきながら描きましょう。

 

●思い出し模写の注意点

思い出し模写は脳の負担の大きい練習法です。
長時間続けないでください。

思い出し模写をするだけで絵が上手くなることはありえません。
絵の上達には様々な要素が必要です。
多くの練習法の中のひとつとして考えてください。

また自分を追い込めば追い込むほど上達するわけでもありません。
やりすぎないようにしてください。

なにか体に異変を感じたり、疲れすぎたりしたらすぐにペンを置いて止めてください。
甘いものを食べたり充分な休息など、回復手段をとるようにお願い致します。

 

 

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