萌え絵を描くときのシャーペンの選び方

公開日: : レビュー記事

萌え絵はシャーペンで描く、という人は多いと思います。

萌え絵は線画が主体なので、シャーペンのほうが相性が良いのかもしれません。

ここでは萌え絵を始めたばかりの初心者のために、萌え絵の描くときのシャーペンは何が良いのかの私の考えをお伝えします。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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●まずは製図用のシャーペンを選ぼう!

文房具屋で売られているシャーペンの種類は多いですが、そのほとんどが字を書くためのものです。

イラスト用途でシャーペンを選ぶならば、「製図用のシャーペン」を選びましょう。

製図用のシャーペンは一般のものと比べて、シャーペンの「先端の芯が出てくるパイプの部分」が長くなっています。

このパイプの部分が長いと、描いているときの線が目で見やすくなります。

パイプ部分が短かったり、シャーペン自体が太かったりすると、描いている線が見にくくなるので、必ず製図用のシャーペンを選びましょう。

 

 

●軽いシャーペンと重いシャーペン

シャーペンを選ぶときに重要なのが「シャーペンの重さ」です。

軽いシャーペンと重いシャーペンではそれぞれ描き味が変わります。

それぞれに特徴があるので、確認しておきましょう。

 

①軽いシャーペンの特徴

軽いシャーペンの特徴はなんといってもペンの扱いが楽で、軽快に動かせることです。

ペン先を何往復させても、ペンの上げ下げを繰り返しても、あまり手が疲れません。

そのため、線を何本も重ねて一本の線にしたり、ハッチングしたり、色を塗ったりするのに向いています。

ただ線を引くときは、ある程度のシャーペンを動かす速さが必要で、ゆっくりだと線がよれやすくなります。

個人的にはラフを描くときに向いているシャーペンだと思います。

 

ぺんてる シャープペン グラフレット PG505-AD
※製図用シャーペンの定番「グラフレット」 中の空洞感が強い。

パイロット シャープ S3 0.5mm 透明ブルー
※プラスチック製で一般のシャーペンぽさの残る「S3」 他のものより若干太め。

ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ 0.5mm PG1005
※上の2つよりは重いが、比較的軽い「グラフ1000フォープロ」 非常に文字が書きやすい。

 

②重いシャーペンの特徴

重いシャーペンは筆圧を強くしなくても、しっかりとした線を引けるのが魅力です。

筆圧の調整がしやすく、強弱のメリハリのついた線を引くことができます。

またある程度線をゆっくり動かしても、線がよれません。

そのため一本の長い線を引くのに向いています。

弱点は細かくて速い動きが苦手なこと。

個人的には下書きを描くのに向いているシャーペンだと思います。

 

ぺんてる シャープペン グラフギア1000 0.5mm PG1015
※重いシャーペンの代表「グラフギア1000」 ボールペンのようにペン先を奥に収納できる。

 

●低重心シャーペンについて

シャーペンには低重心タイプのものがあります。

低重心とは、ペン先の方に重心が偏っているシャーペンのこと。

ただしほとんどのシャーペンの重心はほぼ中心に設計されており、ほんの少しだけ低重心にしたものはあっても、極端に低重心なタイプは少ないです。

低重心のほうが安定して描画できると言われています。

たしかに軽いシャーペンよりは安定している印象です。

しかし重いシャーペンよりは安定していない気がするので、一概に低重心だから安定とは言えないように思えます。

軽いシャーペンと重いシャーペンの中間と捉えたほうが良いかもしれませんね。

ちなみに重心の調べ方は簡単で、人差し指の上にシャーペンを乗せれば調べられます。
(店では絶対に落とさないように!)

 

ぺんてる シャープペン グラフギア500 0.5mm PG515
※かなり低重心な「グラフギア500」 流通量が多く手に入りやすい。

ぺんてる シャープペン スマッシュ Q1005-1
※ほどよく低重心な「スマッシュQ1005-1」 軽いシャーペンと重いシャーペンの中間な印象。

 

 

●シャーペンの芯の選び方

シャーペンの芯はシャーペンと比べてあまり大きな差異はありません。

ただしシャーペンの芯の硬度については重要なので、特に知っておく必要があります。

芯の硬度とは、HBとかFとかBとかのアレのことです。

実際には6B~B、HB、F、H~9Hの計17種類に分けられ、6Bが最も軟らかく濃い線が引け、9Hが最も硬く薄い線になります。

基本的にイラストを描くときはHBかB以上の芯を使うことになります。

H~9Hの芯は薄い線が引けるので、アタリやラフを描くのに向いているように思えますが、芯が硬くなるほど紙が凹むので消しにくくなります。

現実的には流通量の多いHB、B、2Bあたりの芯を選ぶことになるでしょう。

 

●筆圧で芯を変える

自分が線を引いているときの筆圧によって、芯を変えたほうが良い場合もあります。

筆圧が強い人は折れにくい硬度の高い芯を(HBやB)、筆圧が弱い人は黒鉛が紙に乗りやすい軟らかい芯を選ぶようにします(2Bや4B)

普段から自分が描くときの筆圧や癖などを確認しておくと良いでしょう。

 

●どのブランドの芯を選ぶか

基本的には描きやすいと言われる有名なブランドの芯を選んでおけば間違いがありません。

有名なブランドというと、「三菱鉛筆ユニナノダイア」「ぺんてるアインシュタイン」「PILOTグラファイト」あたりでしょうか。

ブランドごとに特徴があるといえばありますが、明確な違いがあるわけではないので、芯の硬度ほど気にする必要はないように思えます。

しかしその違いを明確に感じられ、自分にとって最高の一芯を探してみたいなら、こだわってみるのも良いでしょう。

 

【シャーペンの芯を選ぶ要素】

・紙への定着の良さ(少し触るだけで指や紙が黒くなるのは定着が悪い)
・芯の減りやすさ
・芯の折れにくさ
・描き味(ざらっとする、ガリガリする、ツルツルする、ヌルっとする等)
・値段

シャーペンの芯一覧 ※Amazon

 

●おすすめのシャーペンの芯

ここでひとつおすすめのシャーペンの芯を紹介します。

それは三菱鉛筆から発売している『UNI COLOR ミントブルー(0.5mm、10本入り)』です。

色が水色のため、アタリやラフを描くときに用います。

先ほど紹介した軽いシャーペンと相性が良く、軽快にラフを描くことができます。

消しゴムで消すことができるのも嬉しいポイントです。

 

惜しむらくは、普通の芯よりもはるかに折れやすいことです。

先だけ折れていたと思っていたら、中まで折れていることもあります。

芯の減りも早いので、非常にコストの悪い芯です。

そのため買うときは1つだけではなく、まとめ買いがおすすめです。

 

 

●最後に

結局のところシャーペンは実際に購入して描いてみないと自分にあっているかどうかわかりません。

店舗で試し描きしたくらいではわからないと思います。

しかしある程度シャーペンごとに大まかな特徴の違いはあるので、ネットの情報を調べて参考にしてみると良いでしょう。

全く自分に合わないシャーペンを選ぶ可能性は低くなるはずです。

今回のこの記事も参考になれば幸いです。

 

 

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Comment

  1. こんにちは。

    今回の記事を読むまでは弘法筆を選ばずよろしく
    100均シャーペンとHB芯でアナログ練習してました。

    ラフ用の軽い製図シャーペンにはHB芯、
    清書用の重い製図シャーペンにはB~2B芯…
    とこれからは使い分けていきたいと思います。

  2. YOUTON より:

    たしかに清書用は濃い芯のほうが良いかもしれませんね。
    参考になって幸いです。

  3. ナナッシー より:

    UNI COLOR ミントブルー 0.5mmはかなり折れやすいから、

    パイロット ネオックス・カラー・イーノ 替え芯 0.7mm ソフトブルー(amazonにアリ) 
    が折れにくくておすすめ

    若干太いけどラフなら、0.7mm口径でも使用に耐え得るから良いですよ。

  4. YOUTON より:

    コメントありがとうございます。
    実はすでにカラーイーノは購入済で、使用もしています。

    ユニカラーと比較すると
    ・ユニカラーより断然折れにくい
    ・ユニカラーより書き出しが濃い目
    ・ユニカラーより若干消しゴムで消しにくい
    といった特徴があるように思えます。

    0.7mmのシャーペンを持っているならカラーイーノのほうが良いかもしれませんね。
    貴重な情報ありがとうございます。

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