ペンタブが描きやすくなるマッピングのすすめ

公開日: : デジタルイラスト関連

ペンタブレットを新しく購入した人がまず行うべき設定、それがマッピングです。

デジタル絵を新しく始めたばかりの初心者にとってはそのペンタブが使いやすいかどうかわからないと思いますが、 やはりある程度ペンタブを使い続けると、色々と使いづらさを感じるようになります。

そんなとき、俺にはペンタブは合わない!と決めつけて押し入れの奥にしまう前に、一度マッピングを試してみてください。
もしかしたらちょっと設定を変えるだけで、ペンタブの描きにくさから解放されるかもしれません。

 

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●マッピングするべき人

マッピングとは一言でいうとペンタブ上の座標軸とパソコンの画面上の座標軸を自分好みに合わせることです。
特にマッピングをする必要がある人は以下の人です。

①ペンタブを少し動かしただけで、画面上のカーソルが速く動きすぎる人

小さなペンタブを使って大きな画面で描いている人がこのような状況に陥ります。
狙ったところに線が引けないばかりか、最初にペン先をキャンバスに置く位置ですらズレやすくなります。
ペン入れのときは何度も修正を繰り返し、多大なストレスを感じながら描くことになるでしょう。

②ペンタブを大きく動かさないと、画面上のカーソルが動かない人

大きなペンタブを使い小さな画面で描いている人がこのような状況に陥ります。
腕を大きく動かさないと描けないので、単純に腕が疲れます。
画面上に大きく描きたいときは余計に腕を動かす必要があるので、腕の負担はより大きくなります。

③縦と横の比率があわない人

極端な例をあげると、ペンタブの有効範囲が正方形でパソコンのモニターが横長の長方形の場合、 モニターを見ずにペンタブで正方形を描くと、画面上では長方形として描かれてしまいます。
微妙に狙ったところに線を引けない原因になりますので、マッピングが必要と思われます。

 

 

●マッピング設定方法

マッピングの設定方法ですが、どうやらペンタブの種類、購入時期などによって設定方法が違うようです。
私はWACOM製のBamboo CTH-670しか所有していないので、ここではBambooでの設定方法を紹介します。
intuosやWACOM製以外のペンタブレットの設定については他サイトの情報を参考にしていただくようにお願いします。

まずはスタート→プログラム→Bamboo→Bambooの設定の順にクリックして設定画面を呼び出しましょう。

また、Bamboo Dockから呼び出すこともできます。
Bamboo Dockショートカット→Bamboo設定→タブレットについて→ペンタブレットのプロパティの順にクリックしてください。

①これが設定画面になります。まずは「ペン」をクリックしてください。
ペンをクリック

 

②右上にある「マッピング」をクリックします。
マッピングをクリック

 

③表示エリアの「一部分」にチェックをしたのち、「設定…」をクリックします。
一部分をチェック後、設定をクリック

 

④下のような画面が表示されたあと、モニターの赤い枠の四隅のハンドルを操作してペンタブの動作範囲をせばめてください。
また、「開始」をクリックしたあとに、実際の画面上の右上と左下を指定することによって設定することもできます。
好きなほうを選んでください。
マッピングをする

 

⑤OKを押したら前の画面に戻り、「縦横比を保持」にチェックを入れてください。
チェックを入れると右側にあるペンタブ側の操作エリアの赤い枠が微妙に変化します。
なるべくペンタブの操作エリアは広く使いたいので、④のマッピングを繰り返して縦横比の保護をクリックしても赤い枠の変化が少なくなるようにしてください。
縦横比をあわせる

 

ちなみに上の設定は①のペンタブを少し動かしただけでカーソルが早く動きすぎる人、③の縦と横の比率があわない人が対象です。
②のペンタブを大きく動かさないと画面上のカーソルが動かない人の場合はタブレット操作エリアの一部分をチェックしたのち、「設定…」をクリックします。

あとは先ほどの例のように赤い枠の四隅をドラッグして有効範囲をせばめればOKです。

一部分をチェック後、設定をクリック

 

 

●最後に

マッピングを設定すると指定した画面の有効範囲よりも外側にペンタブのカーソルを動かすことはできません。
クリップスタジオペイントなどの描画ソフトを全体画面で使うとき、隅のほうにあるボタンなどは届かないため多少不便になります。
マウスに持ち替えれば届きますが、ペンとマウスをそのつど持ち替えるのはわずらわしいかと思います。
そんなときはなるべくキーボードのショートカットを使うことで対策してください。

マッピングにはデメリットもありますが、それを補うほどのメリットがあります。
紙の描きやすさには適いませんが、マッピングをすることでペンタブ特有の描きにくさが改善します。
多少のユーティリティを犠牲にしても描きやすさを第一に考えることが大事だと思います。

 

 

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