【イラスト・絵】アイレベルについて学ぼう!

公開日: : 萌え絵の基礎

アイレベルを知っていますか?
アイレベルとは「目線の高さ」のことです。

アイレベルは絵を描く上での基本の知識です。

模写のような描き写す練習をしているうちは必要ないかもしれませんが、いずれは絶対に必要になります。

今のうちから学んでおきましょう。

 

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●アイレベルとは?

アイレベルとは目線の高さのことです。

そしてこの目線の高さとは、キャラクターの目線の高さのことではなく、「そのキャラクターを見ている存在の目線の高さ」のことです。

言い換えればキャラクターを心の目で見ている「あなた」の目線の高さと言えるでしょう。

「あなたが立っているときの目線の高さから見た景色」
「あなたが座っているときの目線の高さから見た景色」
「あなたが寝ているときの目線の高さから見た景色」
はそれぞれ違うはずです。

景色が違うということは、当然絵を描くときも今の目線の高さによる景色の違いを考えてから描かなくてはなりません。

 

下の2つのイラストを見てみましょう。

アイレベルの比較

どちらも似ていますが、左のイラストのほうがなんとなくキャラを見下ろしているような印象を受けます。

対して右のイラストは、なんとなくキャラを見上げているような印象を受けます。

これは2つのイラストのアイレベルが違うので、キャラの見え方が変わっています。

アイレベルの位置でいうと、左のイラストは頭付近、右のイラストは腰付近となります(赤い線がアイレベルの位置)

 

2つのイラストの違いは微妙な違いでしかありません。
しかし描くときはこの微妙な違いもしっかり描き分ける必要があります。

 

 

●アイレベルを意識する

といっても絵を始めた初心者がアイレベルを考えながら描くことは非常に難しいです。
ですので、まずはアイレベルを意識することから始めてみましょう。

模写をするとき、模写元の絵をよく観察して、その絵がどこにアイレベルを設定しているか考えてみてください。

そしてアイレベルの位置だと思われるところに、横線や矢印などの目印を付けておきます。

そうしておけば模写をするとき、アイレベルを意識しながら描くことができます。

 

アイレベルの見つけ方は少し難しいですが、顔や胸、腰などの体のパーツごとに少しでも見上げているような印象を受けたならば、そこはアイレベルの位置ではありません。

同じように見下ろしている印象を受けたならば、そこもアイレベルではありません。

見上げてもいない、見下ろしてもいない中間地点がアイレベルの位置になります。

例えば顔や胸は見上げている印象で、腰が見下ろしている印象を持つならば、アイレベルはウエストあたりだろうという具合です。

 

残念ながら正確なアイレベルの位置はわかりません。

しかしなんとなくこの辺だろうというアイレベルの感覚を磨くことは、この先絵を描く上で非常に重要になります。

「ここは見上げている」「ここは見下ろしている」「ここは真正面から見ている」 という感覚を、たくさんのイラストを観察することによって磨いていきましょう。

 

ただし中にはアイレベルの位置がわからないイラストもあります。
その場合は無理にアイレベルを探す必要はありません。

 

 

●勘違いしやすいアイレベル

先ほど申したとおり、アイレベルの高さによって見える景色が変わります。
しかし別に目線の高さを変えなくても、上を向いたり下を向いたりしても見える景色は変わってしまいます。

このとき見える景色が変わるので、アイレベルも変わると思いがちです。

しかしこのとき変わったのはアイレベルではなく、「アングル(目線の角度)」が変わっただけです。

たとえアングルが変わっても、目線の高さが変わらなければアイレベルは変わりません。

例えばスカイツリー(634m)をおもいっきり顔を上げて見ても、アイレベルはあなたの目線の高さ(100~200cm)でしかありません。

けっこう勘違いしやすいので注意しましょう。

 

 

●そしてパースを学ぶ

アイレベルは「遠近法(パース)」を学ぶとき、最初に出てくる知識です。
アイレベルがある程度理解できたら次はパースを学びましょう。

パースはネット上でも学ぶことができますが、私はパースに関しては専門書で学んだほうが良いと思っています。

なぜならパースは覚えることが多く、ネットの情報だけだとどうしても断片的にしか覚えられないからです。

その点パースの専門書ならば基本から応用まで一通り学べるため、得られる知識が偏りません。

もしパースについて学びたいなら、以下の2冊の参考書がおすすめです。
どちらも漫画形式で学べるので、取っ付きやすいのが魅力です。

 

 

●最後に

アイレベルの知識は少々難しいですが、絵を描くときにどうしても必要になります。

わかるところからで良いので、少しずつ知識を身につけていきましょう。

 

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