重心について考えよう!

公開日: : 萌え絵の基礎

イラストの練習をするときは全身を描きなさい、
よく言われていることだと思います。

顔だけ描けて体は描けないようでは真に描けるとはいえません。
自然な可愛らしいポーズを表現できるからこその萌え絵だと思います。

特に立っている絵、いわゆる立ち絵は一番基本のポーズです。

座っている絵や寝ている絵もいいものですが、やはり立ち絵を描けてナンボです。
世にある萌え絵の中でも立ち絵が一番数が多いのではないでしょうか。

でも立ち絵はオーソドックスでありながら実はなかなか奥が深いもの。
全体のバランスをとるのが難しいことが理由だと思います。

今回は全体のバランスをとって自然なポーズにするためには必要不可欠な要素、 重心についてお伝えします。

 

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●重心について

ポーズを描くとき重心を無視することはできません。
地球に重力があるように、イラストの中にも重力があります。

重心を無視すれば、バランスが不安定で見る人を不安にさせるか、もしくは浮いているポーズだと解釈されてしまうでしょう。

そうならないためにも二本の足を適切な場所に描くことが必要です。

 

 

●重心の位置

重心の位置は骨盤内にある仙骨の少し前あたり、ヘソからだと5センチ奥あたりにあるとされています。
かなり位置が曖昧ですが、おおむねここらへんという認識でよいと思います。

ためしに自分でつま先立ちをして鏡で横から観察してみるとわかりやすいです。

その重心の位置からまっすぐ下におろした線、この線を重心線と呼びます。
立ち絵を描くときは重心線を引いてから足を描くとバランスが取りやすくなります。

ちなみに重心線は、まっすぐに立って横から見ると足の中心を通ります。
横からの構図の場合は注意してみてください。

重心の位置

 

 

●足を描くなら重心が強くかかったほうから

左右の二本の足のうちどちらを先に描くかなら、断然重心の強くかかっている足から描くことをオススメします。

例えば仮に片足立ちのポーズを描くとき、接地していない宙に浮いた足から描く人はあまりいないと思います。
地面についている足から描きますよね。
感覚的に描きやすいことがわかっているからです。

左右の足が接地している場合でも、同じように重心が強くかかった足からのほうが描きやすくなります。

まずはその軸足となる足から描き、そのあとににもう一方の足を重心線を参考にしながら描きます。

最初に軸足を描いておけば、もう一方の足の位置はかなり限定されるのではないでしょうか。
アタリも取りやすくなります。

重心線を引いて軸足から描く

 

 

●まとめ

このように立ち絵を描くときは重心を考えなければなりません。
そのためにも重心線を引いて軸足から描くことがコツです。

ためしにたくさんのポーズを棒人間で描いてみてもいいかもしれません。
様々なポーズの重心を意識することで、自然な立ち絵が描けるようになると思います。

 

 

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