【初心者おすすめ】クリップスタジオペイントのペン&ブラシ設定

公開日: : デジタルイラスト関連

クリップスタジオペイント(以下CSP)の特徴として、数多くのペンやブラシをカスタムマイズできることにあります。

しかしその多彩さの反動として、何のブラシを使えばわからない、使ってみたけど思ったように描けない、塗れないといった悩みがあるように思えます。

せっかくデジタル環境を揃えたのに、思うように描けなくてはモチベーションも下がってしまいます。

今回はデジタル初心者でも扱いやすい、CSPのペンとブラシの設定を3つほど紹介します。
ぜひお試しください。

 

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●デフォルトペンを作ろう!

まず最初に紹介するのは「デフォルトペン」です。

デフォルトペンとは全く設定をいじらない初期設定のペン。

CSPにはすでに「Gペン」「丸ペン」「カブラペン」など、最初からプリセットされたペンがありますが、実はこれらのペンは設定をいじったペンであり、初期設定のペンではありません。

設定を全くいじっていないデフォルトのペンは自分で作ることで使うことができます。

ですのでCSP初心者の方はまず、この「デフォルトペン」を作成しましょう。

 

デフォルトペンの作成の仕方は簡単です。

「Gペン」や「丸ペン」などの表示上で右クリックし、「カスタムサブツールの作成」を選択してください。
その後ペンの名前を変えてOKを押すだけです。

これで初期設定のペンが作成できます。

デフォルトペンの作成方法

デフォルトペンの作成方法2

 

しばらくはこのデフォルトペンでイラストを描いてみてみましょう。

クセのない描き味で、初心者でも扱いやすいと思います。

そしてある程度デフォルトペンに慣れたら、今度は「Gペン」や「丸ペン」などに持ち替え、その描き味の変化を感じてみてください。

なんとなく違いがわかるはずです。

また、ブラシ設定における「筆圧」や「不透明度」「ブラシ濃度」などのパラメータもチェックしておき、デフォルトペンと見比べて数値がどう違うのかもチェックしておきましょう。

デフォルトペンが他のペンの設定における基準になり、ブラシ設定の理解を深めやすくなります。

 

 

●均一塗りブラシを作ろう!

色塗りのときには水彩ブラシを使う事が多いですが、CSPにはすでに「不透明水彩」「不透明水彩」などが用意されています。

ただ、初心者がこれら水彩ブラシを使うと、上手く塗れないことが多いのではないでしょうか?

なぜなら、これら水彩ブラシは色が塗り重ねられるほど色が濃くなるため、ゴシゴシとブラシを往復させて塗ると、色ムラの多い汚い塗りになってしまうからです。

ですので「均一に塗れるブラシ」があると初心者にとって有難いかと思います。

普通の水彩ブラシの塗り

 

「均一塗りブラシ」の作成の仕方は、「不透明水彩」や「透明水彩」などの表示上で右クリック→「カスタムサブツールの作成」→「OK」と進みます。

その後「サブツールの詳細」が表示されるので、その中の「インク」カテゴリを選び、上から2番めの合成モードを「通常」から「透明度置換」に変えてください。

均一塗りブラシの作成方法

さらに「ブラシ濃度」の数値を「100」にして、横の「影響元ボタン」をクリック。
そして「筆圧に付いているチェック」を外してください。

均一塗りブラシ作成方法2

均一塗りブラシ作成方法3

これでゴシゴシ塗っても色ムラにならない「均一塗りブラシ」が完成します。

 

均一塗りブラシの塗り

 

とりあえず初心者はまずこのブラシで塗りに慣れましょう。

下塗りにも影塗りにも使えるので扱いやすいと思います。

ただしゴシゴシ塗っても均一に塗れる水彩ブラシは一応現実的にはありえないので、いずれは卒業したほうが良いでしょう。

塗りはワンストロークが基本です。

 

 

●なじませ筆を作ろう!

萌え絵といえばギャルゲ塗り。
そしてギャルゲ塗りにはぼかし(グラデーション)が欠かせません。

ギャルゲ塗りはいかにグラデーションを綺麗に出せるように塗るかが大事です。

CSPにはすでに「ぼかしツール」があります。
ただ、このぼかしツールは少々使いづらく、自分が望むぼかしがなかなか出せません。

そのため、CSPではぼかしツールに代わり「塗り&なじませ」というブラシが用意されています。

この「塗り&なじませ」ブラシは一定の筆圧以上なら「塗り」、一定の筆圧以下なら「ぼかし」になるかなり変則的なブラシです。

「saiの水彩筆」とほぼ同じですね。

「塗り&なじませ」ブラシは「ぼかしツール」よりもはるかに扱いやすいのでおすすめです。

なじませ使用例

ちなみに「塗り&なじませ」ブラシのツールプロパティにある「絵の具量」「絵の具濃度」をそれぞれ「0」にするだけで、「塗り&なじませ」の「塗り」がなくなって「なじませ」だけになります。

塗りの機能はいらない、なじませ機能だけが欲しいという方は、上記のように設定しておくと良いでしょう。

なじませブラシ作成方法

 

 

●最後に

デフォルトペンで線画を描き、均一塗りブラシで色を塗り、なじませ筆でぼかす。

上の3つのペン&ブラシを設定すれば、とりあえず塗りのときの苦労は減ると思います。

さすがにプロと同じような塗りは無理でも、それなりの見栄えの良い塗りにはできるのではないでしょうか?

CLPの影塗りは結構苦労してる人が多い印象なので、今回の内容が初心者にとっての色塗りの入口になればと思います。

 

 

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