骨格の要、背骨について学ぼう!

公開日: : 萌え絵の基礎

頭部と上半身の重みを支える人体の大黒柱である背骨(脊椎)
よく骨格を意識しろ、といいますが、それはある意味背骨を意識すると同じことです。

背骨の構造を学ぶことで違和感のない、自然なポーズが描けるようになりましょう。

 

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●背骨(脊椎)の構造

背骨は26個のパーツが連なって出来ています。
さらにこれを4つのグループに分けます。

それは
首の骨にあたる頚椎
胸の部分にあたり肋骨とつながる胸椎
腰の部分にあたる腰椎
そして骨盤とジョイントする仙骨と仙骨の先端にある尾骨です。

この中でイラストを描くとき特に重要なのは、頚椎、胸椎、腰椎の3つです。
(仙骨と尾骨は骨盤の一部として覚える)

先ほど26個のパーツといいましたが、そのパーツのことを椎骨といいます。
(正しくは椎骨は24個、あとは仙骨と尾骨がひとつずつ)
椎骨の数はそれぞれこんな感じです。

頚椎は椎骨が7個
胸椎は椎骨が12個
腰椎は椎骨が5個

背骨の構造

ひとつひとつの椎骨は場所によって大きさが違いますが、椎骨の数を知ることで背骨のイメージがより強化されます。
知っておいて損はありません。

さらに頚椎、腰椎は背骨の中で一番良く動きます。
体を曲げたりひねったりは主にこの二つの場所で行います。

胸骨はよく動く二つの間を軽くとりもつだけで、あまり動きません。

 

 

●背骨には棘突起がある

背中が描かれたイラストを見ると、背中の中心がくぼんで、線になっていると思います。
あの線は背骨のラインを表した線であることで間違いはないです。

でも、もっと厳密にいうなら、あれは椎骨に付属した棘突起の先端が連なった線です。
私たちが考える普通の背骨はもう少し体の奥のほうにあります。
体表のすぐ後に背骨の柱があるわけではありません。

 

 

●萌え絵における背骨

女の子をかわいく見せるには、だいたいお決まりのポーズがあります。
胸を張り、腰をそり、お尻を突き出す。
だいたいの萌え絵ってこんな感じが多いと思います。
しなを作るってやつですね。

この一連のポーズは背骨が作っています。

あごを引くと頚椎は立ち、
胸を突き出すと胸椎は軽く寝ます。
腰はそるので、同じく腰椎もそります。
そしてお尻を突き出すと、骨盤は上がります。

S字曲線

背骨のラインをみるとS字を描いています。
背骨は元々S字ですが、曲線を強調することによって女の子をよりかわいく見せることができます。
S字曲線を自分の絵に積極的にとりいれてみましょう。

 

 

●最後に

背骨の知識は横や後からの構図の場合だけに必要なわけではありません。
正面絵の場合でも背骨の意識しながら描きます。
あらかじめ背骨のラインをイメージしておくと良いでしょう。

模写するときも、ここらへんが胸椎、ここからが腰椎と想像してみます。
背骨のラインの感覚をつかむにつれ、少しずつ安定したポーズを描けるようになっていくと思います。
ぜひ魅力的なポーズを描くための足がかりにしてください。

 

 

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